うつ病の症状に思い当たる節がある。自分もうつ病かもしれない。

そう思ったときに、すぐに精神科や心療内科に行く人は多いと思います。

でもちょっと待って!

いきなり精神科や心療内科に行く前に、確認して欲しい事があるんです。

それは、「身体の病気など、うつ病以外の事が原因で、”抑うつ症状”が出ていないか?」という事です。

 

 

 

「うつの症状」は、「うつ病以外の病気」でも起こります

貧血や甲状腺の病気でも、うつ病や不安障害と同じような症状が出る事もあるんです。

ご高齢の方の場合は、認知症でうつ症状が出る場合もあります。

うつ病と同じような症状が出る場合がある病気はたくさんあります。

  • 貧血
  • 更年期障害
  • アレルギー
  • 甲状腺疾患
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 統合失調症
  • 認知症
  • パニック障害
  • パーソナリティ障害
  • 心筋梗塞、脳梗塞
  • 糖尿病
  • がん

ざっとあげただけでもこんな感じです。

特に「貧血」は、必ず確認して欲しいです。
基準値だったとしても、数値が低めなら食事などの対処をおススメします。
貧血改善するだけでうつ病の症状が軽くなる事は本当によくあります。

あとは、「朝、日光に当たる」これはうつ病の治療としても効果的ですが、うつ病かな?のような段階で試してみるだけで、「病院に行く必要もなかったわ」っていう事は、大いにあります。

ストレスの強い出来事など、思い当たるフシがない場合は特に、カウンセリングよりまず先に、身体のケアを試して欲しいです。

(※「生活を改善した方が良いのはわかるけど、その気力すらない・・・」という場合は、「心のケア→身体のケア」というアプローチでも良いかと思います。)

 

また、同じ心の病気ではありますが「双極性障害(躁うつ病)」「統合失調症」「パーソナリティ障害」などでも、うつ病と同じ症状が出ることがあります。

症状は似ていますが、飲む薬は違うなど、治療方法が違ってきます。

(精神療法も、アプローチの方法が違います。)

いずれにしても、決して自己判断することなく、正しい診断をしてもらう事が大事です。

 

 

まずは「内科」に行こう!

私のおすすめは、最初はかかりつけ医などの内科の先生に診てもらって、身体の病気に原因がないか調べてみる事です。

自己判断で「うつ病」と決めつけてしまい、抗うつ剤を飲み続けたり、カウンセリングや精神療法などに一生懸命取り組んでも、身体の病気が原因だったら・・・当然ですが症状は良くなりません。

うつ病以外の原因がないかを、まずは確認することが大切です。

最近は内科等に行かずに1件目で精神科や心療内科に行く人も増えているせいか、精神科や心療内科でも、身体疾患がないか、血液検査をしてくれるところも増えてきました。

とはいえ、初診ですぐに抗うつ剤を出すお医者さんもいるのが現状です。

「長い間うつ病の治療をしても良くならず、何かのきっかけで内科に行ってみたら別の病気が見つかり、うつ症状の原因は身体疾患だった・・・」のような事もありえます。

まずは、身体の状態を総合的にチェックしてくれるお医者さんに診てもらってから精神科・心療内科に行く事をおすすめします。

 

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ゆるぼん(富田れいこ)

ゆるぼん(富田れいこ)

心理カウンセラー。 うつ病、社交不安障害(社会不安障害)、パニック障害、摂食障害などの心の病気や、毒親・毒母問題のカウンセリングを得意としています。